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けんや

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フィルムカメラの動作確認はどこまでやる?転売での検品の線引き

フィルムカメラの動作確認を行う検品作業のイメージ

こんにちは、けんやです。

今回は、
フィルムカメラの動作確認をどこまでやるか
というテーマでお話ししていきます。

フィルムカメラについては、
以前に「そもそも転売で稼げるのか」という話をしたことがあります。

ただ、
そのときは動作確認の部分を、
概要としてさらっと説明しただけで終わっていました。

フィルムカメラをまだ扱ったことがない方は、
先にこちらの記事から読んでみてください。

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今回はもう一歩踏み込んで、
どの辺りを、どこまで確認しているのかを、
私のやり方としてお話ししていきます。


この記事を読むと、次のことが分かります。

  • フィルムカメラの動作確認で、私が実際に見ている項目
  • 通電しているのにシャッターが切れないときの、よくある原因
  • フィルムを入れて巻き上げを確認した方がいい理由
  • 露出計の精度など、私が確認していない項目

目次

フィルムカメラの動作確認はどこまでやる?結論は「その場で分かるところまで」

フィルムカメラは、
デジタルカメラに比べると、
確認がやりづらいと感じる部分があります。

デジタルであれば、
電源を入れて、
実際に撮って、
液晶で写り具合まで見られます。

一方でフィルムカメラは、
撮ったものをその場で見られません。

そのため、
機構がきちんと動いているかどうかを、
一つずつ確認していく形になります。

もちろん、
機種によって確認の仕方が微妙に異なる部分もあります。

ただ、
大まかな流れは同じで、
私は次の順番で見ています。

  • 通電するか(電池を使う機種の場合)
  • シャッターが切れるか
  • 巻き上げ・巻き戻しができるか
  • シャッター速度が変わるか
  • 露出計が動くか
  • フラッシュや液晶表示に問題がないか

ここから、
一つずつお話ししていきます。


電池を使う機種は、まず通電するかどうかを見る

最初に確認するのは通電です。

フィルムカメラには、
電池を使わずに動く機械式の機種もあります。

一方で、
電池を入れて動く機種の場合は、
当然、通電するかどうかはマストで確認した方がいいです。

電池を入れて、
露出計の針やランプがきちんと反応するか。

ここが反応しないと、
電池を使う機能の確認には進めません。


通電はするのに、シャッターが切れないフィルムカメラは意外と多い

次に、シャッターが切れるかどうかです。

ここが結構大事なところで、
電源は通るのに、シャッターだけが切れないという状態が、
私の経験上、フィルムカメラにはわりとあります。

中古で「通電のみ確認済み」と書かれている個体には、
このシャッターが切れないという
トラップが潜んでいることがあります。

安く出ているからと飛びついて、
実はシャッターが切れなかった、
ということも起こり得るので、ここは要注意です。

では、なぜこういう状態になるのか。

機種によって事情は違いますが、
よく挙げられているのは次のような原因です。

  • 巻き上げが完了しておらず、シャッターがロックされている(多重露光を防ぐための構造)
  • レンズが確実に装着されておらず、シャッターがロックされている(機種によってこの仕様がある)
  • 機械式で、シャッター機構の油が固まって動きが渋くなっている
  • 電池を使う機種で、電池室の液漏れや接点の汚れによって、露出計は動いてもシャッター側まで電気が届いていない

特に一つ目は、
壊れていると勘違いしやすいところです。

フィルムカメラの多くは、
巻き上げとシャッターが連動していて、
巻き上げないと次のシャッターが切れない構造になっています。

シャッターが切れないと思ったら、
まず一度巻き上げてみる。

これで切れるようなら、
すぐに故障と判断しなくて大丈夫です。


巻き上げは、実際にフィルムを入れて確認するのがおすすめ

次が巻き上げです。

「フィルムを入れなくても、空シャッターで動作確認はできる」
という話をよく見かけます。

実際、それでもある程度は確認できます。

ただ、
私は過去に、
フィルムを入れた状態だとうまく巻き上がらないという不具合に、
出くわしたことがあります。

そのため、
できればフィルムを1本用意して、
実際に入れた状態で
巻き上げまで確認した方がいいと思っています。

それと、
フィルムを入れて確認するなら、
巻き上げと一緒に、巻き戻しも見ておきます。

その場合、
巻き戻さずに裏蓋を開けるとフィルムが感光してしまうので、
自然と確認できる部分です。

巻き戻しができない個体だと、
撮り終わったフィルムを取り出せないので、
ここも合わせて見ておくと安心です。

フィルムは、
検品用に1本持っておけば、
何台にも使い回せます。

もう一つ、
用意しておきたいのが、フィルムピッカーです。

フィルムピッカーは、
パトローネ(フィルムが入っている金属のケース)の中に
巻き込まれてしまったフィルムの先端を引き出す道具です。

薄い板をパトローネの隙間から差し込んで、
先端を引っ掛けて出す、という使い方をします。

検品で何度も巻き戻していると、
先端が中に入り込んでしまうことがあります。

そのときにピッカーがあれば、
同じフィルムをまた使えます。

価格は1,000円台のものが中心で、
カメラ用品を扱うお店やネットショップで購入できます。

(相場は変わるので、購入時に確認してみてください)

検品用のフィルム1本と、
フィルムピッカーをセットで買っておく。

これだけで、
巻き上げの確認はかなりやりやすくなります。

フィルムカメラの検品用フィルムとフィルムピッカーを使い回す流れ

シャッター速度は、感覚で変化が分かれば十分

シャッター速度が
きちんと変わるかどうかも確認します。

といっても、
ここは感覚で分かれば十分です。

ダイヤルの数値を変えてみて、
シャッターが速くなったり、
遅くなったりしているか。

耳と手で、
その変化が分かれば問題ないかなと思います。

分かりやすいのは低速側です。

1秒や1/2秒に合わせて切ると、
シャッターが開いている時間の長さが、
はっきり音で分かります。

そこから1/8、1/30と数値を上げていって、
音が短くなっていくか。

その差が出ていれば、
ひとまず動いていると判断できます。

逆に、
どの数値に合わせても音が変わらなかったり、
低速側でシャッターが開いたまま戻らなかったりする場合は、
シャッターが粘っている可能性があります。

実際に切ってみればすぐ分かるので、
数値を一通り変えて確認しておくと安心です。

ただ、
1/125から上の高速側になると、
音が一瞬なので、
耳で違いは聞き分けにくくなります。

そこまでは追いかけず、
低速側で変化が出ているかを見れば十分です。

実測値まで調べる必要はありません。

なお、
シャッター速度のダイヤルがない全自動のコンパクト機は、
カメラ側が速度を決めるので、
ダイヤルを変えて確認する手順自体がありません。


露出計は、動くかどうかだけ確認して精度までは見ない

露出計も、
確認の仕方は機種によってかなり違います。

ただ、
針やランプがきちんと反応するかどうか、
動作そのものは確認した方がいいです。

問題は精度の方です。

中古のフィルムカメラでは、
露出がオーバー気味、
アンダー気味という話をよく聞きます。

スマホの露出計アプリなどを使えば、
一応の確認はできます。

ただ、
私は精度については確認していません。

理由は2つあります。

1つは、
単純に時間がかかること。

もう1つは、
その精度が本当に合っているのかを、
完璧に把握するのが難しい
ことです。

そのため、
ここは動作だけ確認して、
もし後から指摘があれば、
そのときに対応する形にしています。

この考え方は、
デジタルカメラのWi-Fi転送を毎回確認しないのと同じです。

確認にかかる手間と、
それで得られる安心を天秤にかけて、
私は確認しない方を選んでいます。

同じ話をこちらの記事でもしているので、
あわせて読んでみてください。

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フラッシュや液晶表示は、機種ごとの持病を先に調べておく

ここはデジタルカメラと同じですね。

フラッシュが付いている機種であれば、
発光するかどうかも見ておきます。

液晶表示が付いている機種なら、
その表示も確認します。

ただ、その確認の前に大事だと思っているのが、
機種ごとの持病を先に調べておくことです。

フィルムカメラは、
「この機種はここが壊れやすい」という
定番の症状を持つものが少なくありません。

そこを知らずに検品すると、
見るべきポイントを丸ごと見落とすことになります。

今はAIに聞けば、
ある程度のことは簡単に調べられます。

扱う機種が決まったら、
検品に入る前に一度調べておくと安心です。


不具合かどうか判断がつかないところは、無理に書かなくていい

フィルムカメラを扱っていると、
これは不具合なのか、
それともこういうものなのか、
と迷う瞬間が結構あります。

たとえば、
シャッター音がいつもと少し違う気がする、
というような場面です。

こういうとき、
普通に使う分には問題がない範囲であれば、
私は説明文に書かなくてもいいと考えています。

シャッターがまったく切れないなど、
致命的な状態であれば話は別です。

ここはケースバイケースですが、
明らかに不具合だと疑われる場合は、
原因が分からなくても書きます。

逆に、
その機種の仕様とも取れるようなことは、
書かないことが多いです。

ただ、
自分でも判断がつかないレベルのことを無理に書こうとすると、
かえって説明文が分かりにくくなります。

動作確認をどこまで書くかについては、
次の記事でくわしくお話ししています。

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フィルムカメラの検品で確認済み項目と判断がつかない項目を仕分けする図解

迷って時間を使うくらいなら、出品してしまった方がいい

判断がつかないときは、
AIに相談してみるのも一つの手です。

今は、
AIの回答の精度はかなり上がっているので、
症状を伝えれば、
ある程度は明確な回答が返ってきます。

ただしこれは、
何時間も調べ続けるためではなく、
短く聞いて判断材料にする、という使い方です。

一番良くないのは、
不具合かどうか分からないまま、
調べることに時間を使い切ってしまうことです。

その1台に何時間もかけている間に、
別の商品を仕入れて出品することもできます。

なので私は、
判断がつかないところで止まるくらいなら、
出品してしまってもいいと思います。

最悪、
クレームが来たら潔く返品を受ける。

それくらいの気持ちで大丈夫です。

特に
フィルムカメラを扱い始めたばかりの頃は、
分からない部分があって当たり前です。

分からない部分は、
実際の取引の中で覚えていくつもりで、
クレームが来たらそこから学べばいいと思っています。

実際に指摘を受けた症状は、
次に同じ機種を扱うときの確認ポイントになります。

その積み重ねで、
検品の精度は自然と上がっていきます。

なお、メルカリでは、
「ノークレーム・ノーリターン」のように
返品を一切受け付けない前提の記載は認められていません。

その意味でも、
説明と違う不具合があった場合は、
返品を受ける構えでいた方が結果的に安全です。

返品対応をどう判断するかは、
次の記事も参考にしてみてください。

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ここまでの内容を整理します。

まとめ:フィルムカメラの動作確認は、その場で分かるところまででいい

  • 電池を使う機種は、まず通電するかどうかを確認する
  • 通電してもシャッターが切れない個体は多く、まずは巻き上げが完了しているかを見る
  • 巻き上げと巻き戻しは、実際にフィルムを入れた状態で確認する
  • 検品用のフィルム1本とフィルムピッカーがあれば、何台にも使い回せる
  • シャッター速度は感覚で変化が分かれば十分で、露出計は動作だけ確認する
  • フラッシュや液晶表示に加えて、機種ごとの持病を先に調べておく
  • 判断がつかない症状は無理に書かず、迷って時間を使うくらいなら出品する

今日のアクションプラン:

  • 検品用のフィルム1本と、フィルムピッカーを用意する
  • シャッターが切れない個体に当たったら、まず一度巻き上げてから判断する
  • 扱う機種が決まったら、その機種の持病を先に調べてから検品に入る

フィルムカメラは、
デジタルに比べると確認する場所が多く、
最初は身構えてしまうかもしれません。

ただ、
すべてを完璧に確認しようとせず、
その場で分かるところまで見て、
あとは動きながら覚えていく。

そのくらいの構えで、
1台目に手を出してみてください。

参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

けんやのアバター けんや カメラ転売歴8年・法人運営

広島でカメラ転売を8年続けています。元教師・借金100万円超のフリーターから、月利80〜100万円・法人化まで到達。このブログでは、初心者が月10万円を目指すための実践知を発信しています。

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