こんにちは、けんやです。
カメラ転売を始めたばかりの頃、
誰もが一度は
「仕入れた商品が売れ残ったらどうしよう」
という不安に襲われるものです。
在庫を抱えるのが怖いと感じるのは、
あなたが自分の大切なお金を
真剣に扱おうとしている証拠です。
決して悪いことではありません。
しかし、
ネットやSNSの発信を見ていると、
よくこんな言葉を目にしませんか?
「在庫は資産だから大丈夫」
「仕入れを怖がる必要はない」
実は、
この言葉をそのまま鵜呑みにしてしまうのは、
非常に危険です。
最悪の場合、
ビジネスが立ち行かなくなる
「黒字倒産」という
恐ろしい落とし穴にハマってしまうかもしれません。
今回は、
私が実際に大切にしている「在庫の本質」と、
初心者が健やかに稼ぎ続けるための考え方をお話しします。
1. 会計上の「資産」と、現実の「負債」
まず知っておいてほしいのは、
帳簿(会計)の世界と、
私たちの「財布の中身」にはズレがあるということです。
カメラを5万円で仕入れたとき、会計上は
「5万円の現金が、5万円の在庫(資産)に形を変えただけ」
とみなされます。
だから
「お金は減っていない」と言われるのです。
しかし、私は
在庫=資産という考えは非常に危険だと考えています。
特に
クレジットカードで仕入れをしている場合、
その在庫は売れるまで
実質的に「負債(借金)」と考えた方がよいです。
クレジットカード仕入れは
実質、カード会社から
お金を借りて商品を買っている状態です。
それがいつまでも売れ残っていれば、
手元の現金は増えないまま、
支払日だけが刻々と近づいてきます。
この「感覚のズレ」を放置することが、
ビジネスを苦しくする最大の原因なのです。

2. なぜ「利益」よりも「キャッシュフロー」が大切なのか
ビジネスにおいて、最も重要な指標は
「いくら利益が出たか」ではありません。
「今、手元にいくら現金があるか(キャッシュフロー)」です。
想像してみてください。
帳簿の上では
100万円の利益が出ていても、
手元に1円もなければ、
翌月の仕入れも生活費の支払いもできません。
逆に、
利益が少なくとも手元に現金さえあれば、
また次の仕入れに挑戦し、
何度でも立て直すことができます。
私自身、
今でも仕入れのメインはクレジットカードですが、
常に「これは負債である」という意識を持っています。
在庫を「資産」だと思って安心するのではなく、
「一刻も早く現金(キャッシュ)に戻すべきもの」
と捉えること。
この意識の差が、
あなたのビジネスの寿命を決めます。
3. 在庫を本当の「資産」に変えるためのアクション
では、初心者はどう動くべきか。
答えはシンプルです。
「期限を決めて、確実に売り切る」ことです。
以前の記事でもお話ししましたが、
クレジットカードで仕入れをする際は、
「いつまでに売り切れば支払いに間に合うか」を、
商品1点ごとに把握しておく必要があります。
「もう少し高く売れるかも」と粘って
現金の回収を遅らせるよりも、
多少利益を削ってでも早く売る。
そして、戻ってきた現金で
また新しい商品を仕入れる。
このサイクルを高速で回すことこそが、
在庫を本当の意味での「資産」に変える
唯一の方法です。
まとめ:最初の一歩は「把握」から
「在庫は負債になり得る」と知ると、
少し怖くなったかもしれません。
でも、
その怖さを知っている人こそ、
無謀な仕入れをせず、
着実に資産を築いていけます。
まずは、今持っている在庫は
「いつまでに売るべきものか」を書き出してみてください。
今日からできるアクションプラン
- 現在持っている在庫をすべてリストアップする
- それぞれの仕入れに使ったカードの「支払日」を確認する
- 「支払日の1週間前までに売れなければ、価格を下げて売り切る」というルールを決める

完璧主義を手放し、
まずは「現金を回す感覚」を掴んでいきましょう。
それが、
あなたが自由なビジネスライフを手に入れるための、
最も確実な近道です。



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