カメラ転売の利益率は実際いくら?目安と、数字に振り回されない考え方

こんにちは、けんやです。
今回は、
カメラ転売の利益率は、実際どれくらいになるのか
というお話をしていきます。
物販をやっていると、
SNSなどで
「利益率◯%」
という言葉をよく見かけますよね。
「利益率30%以上取れたら優秀」とか、
なかには
「利益率50%取れました」
みたいな発信もたまに見かけます。
ただ、先に結論から言ってしまうと、
カメラ転売においては、
利益率にとらわれすぎないことが、すごく大事です。
なぜなら、カメラという商材は、
機種によって利益率のムラがかなり大きいからなんですね。
この記事では、
まず利益率の計算の基本を整理したうえで、
私が実際にどれくらいを目安にしているか、
そして数字に振り回されないための考え方を、
順番にお話ししていきます。
この記事を読むと、次のことが整理できます。
- 利益率の計算式の基本と、見るときの注意点
- カメラ転売の利益率が機種によってムラが出る理由
- 私が一つの目安にしている「15〜20%」という数字
- 初心者ほど利益率にとらわれない方がいい理由
- 利益率より回転を優先した方が稼ぎやすい考え方
そもそもカメラ転売の利益率とは?まずは計算式から整理
まず、
「利益率ってそもそも何?」
というところから、
かんたんに整理しておきます。
利益率は、
利益 ÷ 売上高 × 100(%)
で計算します。
つまり、
売上に対して、利益がどれくらいの割合を占めているか
を表した数字ですね。
たとえば、
1万円で仕入れたカメラが、
1万5,000円で売れたとします。
このとき、
売上1万5,000円 − 仕入れ1万円 = 利益5,000円。
これを当てはめると、
5,000円 ÷ 1万5,000円 × 100 = 約33%、
という計算になります。
ただ、ここで一つ注意点があります。
実際には、
売れた金額から
販売手数料(メルカリなら10%)や、送料、梱包材の代金
なども引かれていきます。
なので、
それらを全部引いたあとの「手残り」で見ると、
利益率はもっと下がるんですね。
たとえば、さきほどの例で考えてみます。
売上1万5,000円から、
販売手数料(メルカリの10%)が1,500円、
送料と梱包材で、だいたい850円くらい。
これも引いていくと、
手元に残る利益は、
1万5,000円 − 仕入れ1万円 − 1,500円 − 850円 = 約2,650円。
利益率で見ると、
2,650円 ÷ 1万5,000円 × 100 = 約18%まで下がります。
さっきの「約33%」は、
あくまで手数料や送料を引く前の数字だったんですね。
- 販売価格 −(仕入れ + 手数料 + 送料 + 梱包材)= 最終的な手残り
- その手残り ÷ 販売価格 × 100 = 実際の利益率
このように、
自分の手元に本当に残るお金で計算するのが、
利益率を見るときの基本になります。
この、売れたあとに引かれるコストの中身や、
仕入れ値の上限をどう計算するかについては、
別の記事でくわしくまとめています。

ヤフオクで仕入れるときの入札上限は、無料の計算ツールつきの記事で詳しく書いています。

ちなみに、
利益率は業種や商材によっても大きく変わります。
原価がほとんどかからないものほど、利益率は高く出るので、
SNSで見る「利益率50%超え」といった数字は、
そういう商材の話だったり、
手数料を引く前の数字だったりすることも多いです。
だからこそ、
他人の数字とそのまま比べるより、
まずは
自分の手残りで利益率を見る
という感覚を持ってほしいなと思います。
カメラ転売の利益率は、機種によってムラが大きい
ここからが本題です。
カメラ転売の利益率は、
正直に言うと、
かなりムラが出ます。
中古品という商材の特性だと思うんですが、
うまく安く仕入れができれば利益率30%以上取れることもあれば、
逆に利益率10%くらいしか取れないこともあるんですね。
このムラを生む大きな要因の一つが、
機種による人気の差です。
たとえば、
キヤノンやニコンの人気コンデジシリーズ。
こういう機種は、
人気があるぶん、ライバルもこぞって狙います。
特にヤフオクのようなオークション形式だと、
みんなが欲しがる機種は、
どうしても仕入れの段階で競り上がりやすいんですね。
そうすると、
仕入れ値がある程度高くなってしまうので、
利益率10%くらいになることも、普通にあり得ます。
ただ、
「じゃあ人気機種はダメなのか」
というと、そうでもありません。
利益率は低くても、
出してすぐ売れる算段が立つなら、扱う価値は十分あるからです。
さすがに利益率5%くらいまで下がると、
薄利すぎて利益が積み上がっていかないので、
そこはおすすめしませんが、
「利益率は低いけど、早く売れる」
という商品は、初心者のうちほど貴重だったりします。
カメラ転売の利益率の目安は「15〜20%」(でも、とらわれすぎない)
じゃあ、
カメラ転売の利益率って、
結局どれくらいを見ておけばいいのか。
これはカメラ転売全体の平均というより、
あくまで私の体感ですが、
利益率15〜20%くらいが、一つの目安かなと思っています。
もちろん、
利益率は高いに越したことはありません。
ある程度の目安をまったく持たないのも、
それはそれで良くないので、
自分の中で「このラインは超えたい」という基準は、
持っておいてほしいです。
ただ、
ここでいちばん伝えたいのは、
その目安に、とらわれすぎないことなんですね。
特に初心者のうちは、
これがすごく大事だと思っています。
初心者ほど「利益率」にとらわれない方がいい
たとえば、
「利益率20%以上じゃないと仕入れない」
というルールを、
自分の中でガチガチに決めてしまう。
これをやると、
仕入れの幅が一気に狭まってしまうんです。
特に初心者のうちは、
とにかく実績を積んでいくフェーズです。
正直、この時期は、
利益率のことは一回置いておいて、
1円でも利益が取れたら勝ち、
くらいの気持ちでちょうどいいと思っています。
まずは、
仕入れて、出品して、売って、発送する。
この一連の流れを、
何度も繰り返して体に染み込ませることの方が、
利益率の数字よりずっと大事なんですね。
「最初は利益より経験」
という考え方については、
次の記事でもくわしく書いています。


人気機種は利益率が下がり、マイナー機種は上がる。でも一番大事なのは回転
さきほども触れたとおり、
傾向として、
人気機種は利益率が下がりやすく、
マイナー機種は利益率が上がりやすいです。
ただ、これはあくまで「傾向」の話で、
「絶対にこうなる」というわけではありません。
人気機種でも、うまく安く仕入れられれば利益率は取れますし、
マイナー機種でも、相場によっては薄利になることもあります。
そのうえで、
「だったらマイナーな機種ばかり狙えばいいのでは?」
と思うかもしれませんが、
ここに落とし穴があります。
マイナーな機種は商品にもよりますが、
売れるまでに時間がかかってしまうことがあります。
商品によっては、
1ヶ月以上動かないこともザラです。
ある程度の資金があって、
狙ってやるなら、それもアリです。
でも、
利益率の高い商品ばかりを狙って、
なかなか売れずに在庫が積み上がっていく、
というのは、初心者にとってかなりしんどい状態です。
私が扱ってきたKodak PIXPRO C1は、
利益は1台2,000〜3,000円ほどと大きくありません。
ただ、仕入れやすく、回転もそこそこ良いので、
初心者が販売実績を積むには扱いやすい機種です。
C1の中古相場と仕入れ判断は、
次の記事で詳しくお話ししています。

結局のところ、
いちばん大事なのは、
商品を回転させていくことだと私は思っています。
利益率10%の商品をたくさん売っていく方が、
利益率30%の商品を1ヶ月以上かけて売るよりも、
トータルでは稼げる、
というケースは本当に多いんですね。
利益率が低くてもいいので、
とにかく売っていって、
その資金でまた次を仕入れる。
この回し方の方が、
初心者のうちは断然おすすめです。
利益率と回転率、
どちらを優先すべきかについては、
こちらの記事でも掘り下げているので、
あわせて読んでみてください。

本当に大事なのは「どっちにも対応できる」こと
ここまで、
「回転を優先しよう」
という話をしてきました。
ただ、
経験を積んでいけばいくほど、
利益率も自然と上がりやすくなっていきます。
仕入れの目利きが良くなったり、
安く仕入れられるルートが増えたりするからですね。
そして、
初心者のフェーズを抜けたあとに意識したいのが、
利益率が下がる場面でも、上がる場面でも、
どちらにも対応できるようにしておくことだと思っています。
- 利益率は下がっても、回転を上げて数で稼ぐやり方
- 回転は少し落ちても、利益率をしっかり取るやり方
もちろん、
利益率も高く、回転も良く、
という両取りができれば、それが一番です。
でも、
それを毎回100%やろうとすると、
どうしても難しい場面が出てきます。
仕入れの情勢も、
販売の情勢も、
時期によってどんどん変化していきますからね。
だからこそ、
どちらの引き出しも持っておいて、
その時々で柔軟に対応できる。
この姿勢が、
長くカメラ転売を続けていくうえで、
いちばん強いと私は思っています。

まとめ:利益率は目安を持ちつつ、振り回されないこと
最後に、
今日の話を整理しておきますね。
カメラ転売の利益率は、
機種によってムラが大きく、
安く仕入れられれば30%以上、
人気機種だと10%くらいまで下がるケースもあり、
本当に幅があります。
そのうえで、
私が意識しているポイントはこんな感じです。
- 利益率は利益 ÷ 売上 × 100。手数料や送料を引いた手残りで見る
- 私の目安は15〜20%。ただし、そこにとらわれすぎない
- 初心者のうちは、1円でも利益が取れたら勝ちの気持ちでOK
- 利益率が低くても、回転させて数を売る方が稼ぎやすい
- 最終的には、利益率も回転も、どちらにも対応できるのが理想
利益率という数字は、
目安として持っておくのはもちろん大事です。
でも、
その数字にとらわれて手が止まってしまうのが、
いちばんもったいない。
特に始めたばかりの時期は、
利益率を気にしすぎて仕入れができないより、
小さな利益でもいいので、
どんどん売って経験を積んでいく方が、
半年後・1年後の伸びがまったく違ってきます。
今日のアクションプラン:
- 今の自分が「利益率◯%以上じゃないと仕入れない」と縛りすぎていないか、一度見直す
- 手元の商品を、手数料・送料を引いた手残りでざっくり計算してみる
- 「利益率は低いけど早く売れそう」な商品を、食わず嫌いせず仕入れ候補に入れてみる
相場も手数料も、
時期によって変わっていくものです。
数字は一つの目安として持ちつつ、
そのときの状況に合わせて、柔軟に動いていきましょう。
今回の内容が、少しでも参考になれば嬉しいです。

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