レンズのフィルターが外れない時の対処法|ラバーベルトレンチの使い方と仕入れ判断

こんにちは、けんやです。
今回は、
レンズの保護フィルターが外れない時の対処法
というテーマでお送りしていきます。
レンズを仕入れる際、
保護フィルターが付いた商品を仕入れることって、
結構あると思うんですね。
保護フィルターというのは、
レンズの先端にねじ込んで付ける、
透明なガラスのフィルターのことです。
メーカーによっては
「プロテクター」という名前で売られています。
前玉(レンズのいちばん前にあるガラス)を
キズやホコリから守るために付けるもので、
中古で出てくるレンズにも、
付けっぱなしのまま売られていることがよくあります。
ただ、たまに、
このフィルターが固着したり変形したりして、
手で回しても外れないというケースがあります。
そういった時にどうすればいいか。
一応、方法はあるので、
今回はそれをお伝えしていきます。

この記事を読むと、次のことが整理できます。
- カメラのレンズのフィルターが外れない時に、私が実際に使っている道具
- ラバーベルトレンチの使い方と、2個使うともっと外しやすくなる理由
- 力をかけすぎた時に起きるリスクと、注意しておきたいこと
- フィルターが外れない商品を、安く仕入れるチャンスに変える考え方
レンズのフィルターが外れないのは、どこかで引っかかっているから
まず、結論から言います。
フィルターが固着して、
手で回しても外れない場合は、
おそらくどこかで引っかかって外れない状態です。
そして、
その引っかかりを取るためには、
ある程度やっぱり力を加えないと外れない、
というケースが多いんですね。
つまり、
力を加えて回すことができる道具を使えば、外すことができる
ということです。
保護フィルターの外し方はラバーベルトレンチ|ラバー部分を噛ませて回す
では、何を使うか。
私が実際に使っているのは、
ラバーベルトレンチという道具です。
使い方はシンプルで、
このラバーの部分をフィルターに噛ませて回すだけ。
回す向きは、
レンズを正面から見て反時計回りです。
フィルターは時計回りで締まるねじなので、
向きを間違えると、逆に締め込んでしまいます。
たったこれだけですが、
手で回すよりもしっかり力が入るので、
それで外せるケースは結構あります。

もし仕入れたレンズのフィルターが外れなかったとしても、
そのまま出すよりは、
当然、外した方が商品価値は上がります。
なので、
このラバーベルトレンチは、
1個は持っておくといいかなと思います。
▼私が使っているラバーベルトレンチ(近与 SUN UP ラバーベルトレンチ S φ100mm)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00FJ00JY8
検品やメンテナンスで使う道具は、
ほかにも揃えておくと作業がぐっと楽になるものがあります。
検品の効率が上がるグッズは、
こちらの記事でまとめています。
ラバーベルトレンチは2個使いでさらに強い力をかけられる
そして、
できれば2個あるとより良いです。
2個あると、
さらに強い力を加えることができます。
余裕があれば、
2個買っておくのがいいと思います。
使い方は、
レンズ側とフィルター側、
それぞれが外側を向くように噛ませて、
そこに力をかける。
レンズ側は動かないように押さえて、
フィルター側を反時計回りに回す。
そういう力のかけ方になります。
こうすれば、
片方を手で支えるよりも力が加わりやすくなるので、
どうしても外れないという場合は、
2個使うのがおすすめです。

注意点:力を加えすぎると、レンズ側が変形することもある
ただ、注意点もあります。
力を加えすぎると、当然ですが、
レンズの部分に負担がかかります。
たとえば、
ズームリングやピントリングが変形してしまったり。
そういったケースも、なくはないんですね。
なので、外す時は少しずつ力を加えて、
無理そうなら一度手を止める。
そこは自己責任で判断していただければと思います。
フィルターが外れない中古レンズは、安く仕入れるチャンスにもなる
これができるようになると、
仕入れの見方も少し変わってきます。
というのも、
フィルターが外れないという理由で、安く仕入れられているケース
があるからです。
あるいは、ヤフオク仕入れで、
こういったフィルターが外れない商品を狙っていって、
安く落札する。
そして自分で外してあげて、
正常価格で売る。
そういう戦略も取ることができます。
ヤフオクでの仕入れをこれから始める方は、
準備や相場感のつくり方をこちらの記事でまとめているので、
あわせて読んでみてください。
ただし100%外れるわけではない|フィルター枠が歪んだ個体は避ける
ただ、注意点としては、
外れるかどうかは100%ではないということです。
特に外れないのは、
フィルター部分がどこかに当たって、かなり変形しているケースですね。
見た目でフィルター枠が歪んでいると分かるものが、
これに当たります。
ここまでくると、
回そうにも物理的に回せないような状態になっているので、
どんなに力を加えても外すことはできません。
なので仕入れの際に、
明らかにフィルターが当たって変形しているような感じであれば、
仕入れるのは避けた方がいいです。
逆に、
変形していなければ、外せるケースの方が多いですね。
「マイナス要因があるから安い」商品を、
自分の手で戻して売る、という考え方は、
欠品仕入れとも共通する部分があります。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
ここまでの話を、
仕入れの場面に落とし込んで整理しておきます。
まとめ
- 固着して手で回らないフィルターは、どこかで引っかかっているだけのことが多い
- 対処法は、力を加えて回せる道具=ラバーベルトレンチを使うこと
- 2個あると、さらに強い力をかけられる。 どうしても外れない時は2個使いがおすすめ
- ただし力のかけすぎでズームリングやピントリングが変形することもあるので、そこは自己責任で
- フィルター枠が大きく変形している個体は、どんなに力を加えても外せない。 仕入れは避ける
次のアクションプラン
- ラバーベルトレンチを1個、検品道具に加えておく(余裕があれば2個)
- フィルターが外れない商品を見たら、まず枠が変形していないかを確認する
- 変形していなければ、外せなかったとしても損しない金額から仕入れてみる
フィルターが外れないというだけで、
相場より安く出ている中古レンズもあります。
そして、
それが「引っかかっているだけ」なら、
道具ひとつで元に戻せることも多いです。
今回はちょっとした、
裏技というほどでもないですが、
知っておいて損はない方法なので、
ぜひ頭に入れておいてもらえたらと思います。
参考になれば幸いです。



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