オールドコンデジはなぜ高騰?古いカメラが売れる理由と、転売で利益を出す仕入れ判断

こんにちは、けんやです。
今回は、
オールドコンデジはなぜ高騰しているのか
というテーマでお話ししていきます。
「昔のデジカメなんて、今さら需要はないでしょ」
私自身も以前は、
古いデジカメはどうせ需要がないと思い込み、
リサーチから外していました。
ところが、
扱う商品を広げようと調べてみると、
販売履歴が想像以上に多かったんですよね。
10年以上前の機種でも、
人気機種なら短期間で売れることがあります。
先に結論を言うと、
一部の古いコンデジに人気が集まる一方、
それらの機種はすでに生産が終わっているため、
中古相場が上がりやすくなるからです。
購入者の中には、画質の良さだけでなく、
- 今のスマホとは違う写真の雰囲気
- 小さなボディやカラーを含めたデザイン
- カメラを持ち歩いて撮る体験
まで含めて選ぶ人もいます。
一方、古い機種では故障した個体も出てくるため、
状態が良く正常に使える商品は限られます。
一部の機種に人気が集まることと、新品が供給されないことが、
相場上昇の背景の一つです。
ただし、
オールドコンデジなら何でも高騰しているわけではありません。
型番・色・状態ごとに現在の販売履歴を見ることが大切です。
オールドコンデジは、画質以外の部分も含めて選ばれている
スマホとは違う写り
オールドコンデジで撮ると、
ノイズや白飛び、色の出方などを含めて、
今のスマホとは違う雰囲気の写真になることがあります。
特に、内蔵フラッシュを直接当てた写真は、
昔のスナップ写真のような見た目になりやすいですよね。
よく「CCDらしいレトロな写り」と言われますが、
写りはレンズや当時の画像処理、
撮影条件などにも左右されます。
同じCCD搭載機でも値動きは違うため、
「CCDだから上がる」とは決めつけられません。
カメラそのものの見た目
オールドコンデジは小さくて、
シルバーやピンクなどのカラーも含めて
ファッションの一部として選ばれることがあります。
「SHIBUYA109 lab.調べ」の2024年トレンド調査は、
独自ネットワークの15〜24歳女性519人を対象に行われ、
「デジタルカメラ」が体験部門1位になっています。
同調査では、
2000年代を思わせる少し懐かしい写真や動画が撮れ、
ファッションの一部として使える点も魅力に挙げられていました。
生産終了後は、新品が追加で供給されない
今回紹介している機種はすでに生産が終わっているため、
人気が出ても新品が追加で供給されることはありません。
中古品は、状態や付属品が一台ずつ異なります。
そのため、条件のよい個体に需要が集まると価格も上がりやすくなります。
実際に相場の高騰を感じたオールドコンデジ
私が相場の上昇を強く感じたのは、
Canon IXY 10S・31S・30S・32Sや、
PowerShotのG10・S95などです。
IXY 10Sの需要と仕入れ難易度については、
こちらの記事で詳しくお話ししています。

PowerShot G10の実例は、
こちらの記事にまとめています。

IXY 10S・31S・32Sは、ピンクが高く売れやすい
私の販売現場では、
IXY 10S・31S・32Sのピンクは、
ほかの色より高く、早く売れる傾向があります。
同じIXYでも、高く売れやすい色は型番によって違います。
30Sでは、私が確認した販売履歴でホワイトが高く売れていたため、後ほど実例で触れます。
ヤフオクに1円オークションで出品した際も、
入札が重なって価格が競り上がることが多いです。
購入者に理由を直接聞いたわけではないため、
「女性が買っているから高い」とは断定できません。
ただ、私の販売現場では、
濃いピンクより淡いピンクの方が強いと感じます。
写真の写りだけでなく、
持ち歩きたくなる見た目も
購入判断に入っていると思います。
とはいえ、
同じピンクでも状態や付属品で価格は変わります。
仕入れるときは、
同じ型番・色・近い状態の販売履歴を確認してください。
オールドコンデジなら全部上がるわけではない
IXYやPowerShotには
私が相場上昇を明確に感じる機種も多いですが、
Canonなら何でも上がるわけではありません。
メーカーを問わず、上がっている機種ばかりではなく、
以前より相場が下がったと感じる機種もあります。
その中で、私が値下がりを感じたNikonのコンデジが
COOLPIX S9700です。
COOLPIX S9700は、
以前、4万円以上で販売したことがありますが、
直近では当時より相場が下がったと感じています。
ただし、S9700が下がったからといって、
COOLPIXのS系すべてが下がっているわけではありません。
Canonにも下がる機種はありますし、
同じメーカーやシリーズでも値動きは分かれます。
「Canonは上がる」「COOLPIX S系は下がる」と括らず、
型番・色・状態・付属品ごとに確認することが大切です。
売価が上がっても、利益が増えるとは限らない
私の販売台帳を見返しても、
コンデジの売価が高かった時期には仕入れ値も上がっており、
1台あたりの利益が大きく増えたわけではありませんでした。
これは、
相場上昇分が仕入れ価格にも反映されていたためです。
つまり、
売価の上昇だけを見ても、利益が増えるとは判断できません。
人気のあるコンデジはよく売れる反面、
狙っているセラーも多いため、
利益が大きく見込める価格ではなかなか仕入れられません。
ただ、相場が上がった機種でも、
仕入れ先に相場上昇前の値付けが残っていることがあります。
状態と動作を確認したうえで、そうした商品を仕入れられれば、
人気機種なら短期間で売れやすく、
仕入れ値と現在相場の差から
大きな利益が残ることもあります。
販売履歴数から需要を判断する基本は、
こちらの記事で詳しくお話ししています。

高騰機種ほど、カラー・付属品までそろえて相場を見る
実際、私はIXY 30Sを
36,000円で仕入れ、34,200円で販売し、
約5,000円の赤字になったことがあります。
売価だけでも仕入れ値を1,800円下回り、
さらに販売手数料と送料がかかった結果です。
仕入れたのはシルバーカラーで、
付属品はバッテリーと充電器のみでした。
私が当時見ていた販売履歴では、
ホワイトがもっとも高く売れやすい傾向にありました。
私は4万円後半で売るつもりで仕入れましたが、
シルバーがその価格で売れた履歴は、
そもそも多くありませんでした。
さらに、
私が参考にした高値履歴は、
ホワイトの個体や、箱付きの個体が中心でした。
つまり私は、
カラーや付属品の違う高値履歴を基準にして、
今回のシルバーも同じように売れると考えてしまったわけです。
このIXY 30Sを含め、
私が赤字になった3機種の見誤りは、
別の記事でまとめて振り返っています。

同じIXY 30Sでも、
ホワイトの箱付きと、
シルバーのバッテリー・充電器のみでは
基準にする相場が変わります。
仕入れるときは、次の順番で確認してください。
- 同じ型番・カラーの販売履歴に絞る
- 動作確認の有無が同じで、外観・付属品が近い履歴を複数見る
- いちばん高い1件ではなく、複数件が集まる価格帯を基準にする
- そこから手数料・送料・欲しい利益を引き、残った金額以下で仕入れる
いちばん高い1件を基準にしない相場の見方は、
こちらの記事で詳しく整理しています。

手数料や送料を引いて仕入れ上限を出す方法は、
こちらの記事で詳しく解説しています。


まとめ|オールドコンデジは「古さ」ではなく、機種ごとの現在価値を見る
- 一部機種の高騰には、昔の写りやデザインを求める需要と、生産終了後に新品が供給されないことが関係している
- ただし「CCDだから」「Canonだから」と一括りにせず、型番・色・状態・付属品ごとに見る
- 高騰していても仕入れ値が上がれば利益は増えないため、現在の販売履歴と総コストから仕入れ上限を決める
古いという理由だけでリサーチから外さず、
まずは候補の1台について、
同じ色・近い状態の販売履歴を確認してください。
手数料や送料を引いて仕入れ上限を出し、
状態と動作に問題がなく、その金額以下なら仕入れ候補です。
この順番で判断すれば、
高騰を追いかけた高値づかみを防ぎやすくなります。
参考になれば嬉しいです。

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