古いデジカメのSDカードに注意|SD・SDHC・CF・xD・メモリースティックの違い

こんにちは、けんやです。
今回は、
古いデジカメのメモリーカードに要注意。SD・SDHC・CF・xDピクチャーカード・メモリースティックの違い
というテーマでお話しします。
古いデジカメを扱うなら、
その機種がどの記録メディアに対応しているかは
必ず押さえておきたい基礎知識です。
ここを知らないと、
検品のときに「SDカードを認識しない…壊れてる?」と手間取ったり、
場合によっては、お客様側の勘違いから
返品依頼が来てしまうこともあります。
逆に言えば、
正しい記録メディアの知識があれば、
「それはカードの規格が合っていないだけですよ」とご案内できて、
不要な返品を防げるケースもあるんですね。
今回は、
そんな中古カメラの記録メディアの基礎知識をまとめます。
この記事でわかること:
- SDカードとSDHCカードの違い、古いデジカメでSDHCが使えない理由
- CFカードを使う機種で注意したい「ピン折れ」のチェックポイント
- xDピクチャーカード・メモリースティックの注意点(入手しにくい)
- 検品用に用意しておきたいメモリーカードの種類
古いデジカメはSDカードしか使えない?SDとSDHCの違い
まずは、
SDカードとSDHCカードの違いから説明していきます。
ざっくり言うと、
SDHCはSDのアップグレード版と思ってもらえればOKです。
カードの表面を見ると、
「SD」と書かれているものと
「SDHC」と書かれているものがあります。
(今は「SDXC」というさらに大容量の規格もあります)
ただ、古いデジカメを扱ううえでは、
SDかSDHCかの区別ができれば、大体は問題ありません。
容量の目安はこうです。
- SDカード: 規格上は最大2GB
- SDHCカード: 32GBまで(市販品は4GB〜32GBが中心)
- SDXCカード: それ以上の大容量(64GB〜)
注意:SDHC以降が使えない機種が存在する
ここで注意点なのが、
SDHC以降のカードが使えない機種が存在することです。
古いコンデジがそうですね。
例えば、
キヤノンのIXY DIGITAL 800 IS。
人気機種ですが、
これはSDカードまでしか使えません。
(発売当時の2006年はSDHC規格が出たばかりで、
対応が間に合わなかったカメラなんですね)
これでよくあるのが、
SDHCカードを入れてもカードを正常に認識せず、
「壊れてるんじゃないか」とこちら側が勘違いしてしまうケース。
あるいは、お客様側から
「SDカードが使えないんですけど、壊れていませんか?」
とクレームが来たけれど、
よく聞くと入れていたのはSDHCカードで、
実際はSDHCが使えない機種だった、
ということもあります。
なので、
古めの機種にSDHCカードを入れてカードエラーが出た場合は、
「この機種、SDカードしか使えないんじゃないか?」
という視点を持ってチェックしてみてください。
こうした行き違いは、
知識があれば落ち着いて対応できます。
万が一クレームになったときの対応の考え方は、
こちらの記事でくわしくお話ししています。
検品用としては、
SDカードとSDHCカードの両方を持っておくのがおすすめです。
検品に使ったカードを商品へ付ける場合は、
そのまま梱包せず、
写真データが残っていないかも確認しておきましょう。
カメラ本体の初期化と、
中古SDカードのフォーマットについては、
次の記事で解説しています。

CFカードは昔のニコン・キヤノンのデジタル一眼レフに多い|ピン折れに注意
続いて、
CFカード(コンパクトフラッシュ)です。
これは、ニコンやキヤノンの
昔のデジタル一眼レフで多く使われていたカードですね。
サイズはSDカードより一回り大きい、
四角いカードです。
CFカード対応の機種を扱うなら、
これも検品用として1枚持っておくといいと思います。
CFカードは「ピン折れ」に要注意
CFカード周りでよくあるのが、
カメラ側スロットの端子ピンが折れて、
カードを認識しないという不具合です。
このピンは結構折れやすく、
カードを乱暴に出し入れすると
曲がったり折れたりします。
たまに中古市場でも
「CFカードピン折れ」といった記載の不具合品を見かけますが、
その場合はカードを認識しない可能性があるので要注意です。
曲がったピンをピンセットなどで
無理やり起こして直す方法もあるにはあるのですが、
100%直る保証はないのと、
作業中にピンが折れてしまうリスクもあるため
あまりおすすめはしません。
xDピクチャーカードとメモリースティック:入手しにくさに注意
あまりお目にかかる機会は多くないですが、
xDピクチャーカードや
メモリースティックといった記録メディアもあります。
- xDピクチャーカード: 富士フイルムとオリンパスが共同開発した規格で、両社の古いカメラで使われている
- メモリースティック: ソニーの一部のカメラでよく見られる独自規格
この2つの共通点は、
とにかく手に入りにくいことです。
特にxDピクチャーカードは、
需要の減少にともなって、流通量がかなり少なくなっています。
(すでに生産終了していて、新品はほぼ手に入りません)
メモリースティックで手に入りにくいのは、古い無印タイプです。
(新しいDuoタイプなら、今も新品が手に入ります)
この辺の機種を扱う際は、
先に検品用カードを確保しておきたいのですが、
カード自体が入手しにくいという点は要注意です。
検品用カードを用意したら、
実際にカードを入れて撮影・再生まで確認する流れは、
こちらの記事でまとめています。

まとめ:記録メディアの知識は自分もお客様も守ってくれる
最後に、今日の話をまとめます。
- 古いデジカメにはSDHC以降が使えない(SDカード専用の)機種がある
- 古めの機種でカードエラーが出たら、故障と決めつける前にカードの規格を疑う
- CFカードの機種は、カメラ側スロットのピン折れをチェックする
- xDピクチャーカード・メモリースティックはカード自体が手に入りにくい
今日のアクションプラン:
- 検品用にSDカードとSDHCカードの両方を用意する
- CF対応機種を扱うなら、CFカードも検品用に1枚持っておく
- カードを認識しないときは「規格が合っているか」を最初に確認する習慣をつける
記録メディアの違いは、
自分も、お客様も勘違いを起こしやすいポイントです。
特にSDとSDHCの対応の有無は、
古いデジカメを扱うなら最低限押さえておきたいところ。
一度知識として入れてしまえば、
検品で迷う時間も、不要な返品のやり取りも減っていきます。
基礎知識のひとつとして、ぜひ覚えておいてください。




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