TAMRON AF 28-300mm(A20)|高倍率ズームの中古相場とマウント別の取り違え注意

機種別レビュー

こんにちは、けんやです。

今回は、
高倍率ズームレンズの定番
「TAMRON 28-300mm(型番A20)」
について、詳しくレビューしていきます。

(レンズなのに「機種別レビュー」という
くくりは、相変わらず少し変ですが…
分けるのも手間なので、一括りにしちゃってます、笑)

このA20、
実は少し前の実店舗仕入れの記事でも、
ブックオフで仕入れた1本として登場しています。

仕入れたときの判断の経緯は、
そちらの記事にまとめてあるので、
よかったらあわせて読んでみてください。

ブックオフでPowerShot G11とTAMRON A20を仕入れ|カメラ転売の現場で棚の見方が変わる話
カメラ転売の仕入れ実例|G11の中古相場急騰をどう判断した?TAMRON A20を3,080円で拾えた型番の見方は?ブックオフ実店舗仕入れのリアルな判断フローを全公開。

今回は、
このTAMRON A20の中古相場を中心に、
マウント・需要・仕入れ判断の面から
もう少し掘り下げてみたいと思います。

あわせて、
タムロンレンズ全般の注意点にも触れていくので、
サードパーティ製レンズを扱うときの
判断材料にしてもらえたら嬉しいです。

この記事で分かること

  • TAMRON A20(28-300mm)の基本と、A06・A061との違い
  • 中古相場でA20が高めに取引される理由
  • マウントの違いで相場が変わる話と、取り違えの注意点
  • タムロン(サードパーティ製)レンズを扱うときの判断基準
タムロン28-300mm 高倍率ズームレンズのイメージ
※画像はイメージです。

TAMRON A20とは?似た型番との違いと中古相場

タムロンのレンズには、
「28-300mm」という同じ焦点距離でも、
複数のモデルが存在します。

タムロンは製品ごとに
『A20』のような、アルファベット+数字の品番(モデル番号)
付けていて、この28-300mmにも
世代違いのモデルがいくつかあるんです。

代表的なのが、この3つですね。

  • A06
  • A061
  • A20

焦点距離はどれも同じ「28-300mm」なので、
正直、名前だけ見ると
かなり紛らわしいです。

ただ、この3つには
はっきりした違いが1つあります。

それが、手ブレ補正の有無です。

A20は手ブレ補正(VC)を搭載したモデル

結論から言うと、こうなります。

  • A06:手ブレ補正なし(古い世代)
  • A061:手ブレ補正なし(中間の世代)
  • A20手ブレ補正あり(VC搭載)

この「VC」というのは、
タムロンでいう手ブレ補正の呼び方です。

手ブレ補正の呼び方は
メーカーによって違っていて、

  • キヤノンなら「IS」
  • ニコンなら「VR」
  • タムロンなら「VC」

という感じで、
メーカーごとに名前が変わるので、
ここは少しずつ覚えていきたいところですね。

A20は、
この3つの中では一番新しい世代で、
28-300mmシリーズの中で
初めて手ブレ補正(VC)を搭載したモデルにあたります。

中古相場でA20が高めに取引される理由

手ブレ補正が付いている分、
中古相場で見ても、A20はこの3つの中で
一番高い傾向
があります。

実際、
動作品のキヤノン用なら、
2万円弱で売れることも珍しくない水準です。

A06やA061も、
仕入れ値次第ではしっかり利益が取れますが、
相場の上限は、やはりA20より低めになります。

なので、
店舗の棚で「28-300mm」のタムロンを見かけたら、
型番がA06・A061・A20のどれなのかを、
刻印で必ず確認するのがおすすめです。

タムロン28-300mmの型番A06・A061・A20の違い

マウントの違いで相場が変わる(取り違え注意)

ここからは、
A20に限らず
タムロンのレンズ全般で気をつけたいポイントです。

まず最初の注意点が、マウントですね。

サードパーティ製レンズは「マウント」を必ず確認する

タムロンやシグマのような
サードパーティ製(純正以外)のレンズは、

  • キヤノン用
  • ニコン用
  • ソニーのαマウント用
  • ペンタックスのKマウント用

といった具合に、
マウントごとに製品が分かれています。

(中には、ミラーレス用のマウントもあります)

A20自体は、
キヤノン用(A20E)とニコン用(A20N/A20NII)の2マウントですが、
タムロンのレンズを幅広く扱うなら、
そのレンズがどのマウントなのか
必ず押さえておく必要があります。

ここを取り違えると、
想定していた相場と大きくズレたレンズ
掴んでしまうことにもなるので、要注意です。

慣れてくると、
マウントの形を見ただけで、
どのマウントか判断できる
ようになりますが、
最初のうちは少しずつ覚えていく感じですね。

(マウントの見分け方は、
また別の機会に詳しくまとめたいと思っています)

型番やマウントの取り違えで失敗しないための
考え方は、こちらの記事でも整理しています。

カメラ転売で「型番違い」に泣かないために。初心者が仕入れで迷わないための確認ポイント
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マウントによって「人気」も「売り値」も変わる

そして、
マウントによって相場が変わるのも大事なポイントです。

基本的に、
キヤノンマウントが一番人気があり、高く売れる傾向があります。

逆に、
ソニーのαマウントやペンタックスのKマウントになると、
どうしてもニッチな扱いになり、
人気・売り値ともに下がりやすいです。

同じ「28-300mm」のレンズでも、
マウントが違うだけで相場が変わってくるので、
仕入れのときは
マウントまで含めて相場をチェックしてくださいね。

レンズのマウント部分 キヤノン用とニコン用の違い

タムロンレンズは「需要が高くない」点に注意

もう1つ、
タムロンレンズ全般で押さえておきたいのが、
需要の面です。

サードパーティ製レンズは純正より需要が落ちやすい

これはレンズにもよるので一概には言えませんが、
基本的には、純正レンズの方が需要は高い傾向があります。

逆に、同じ望遠ズームでも純正のキヤノン製は需要が安定しています。
Kiss系のキットレンズだったEF-S 55-250は、
世代の違いと相場の動きさえ押さえれば堅く回せる1本です。

Canon EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM|中古相場の変動と世代(IS/IS II)の取り違え注意
Canon EF-S 55-250mm IS STMの中古相場と仕入れを実体験で解説。1万円→3万円前後→1.5万円と動いた背景、IS・IS II・STMの世代の違いと取り違えを防ぐ見分け方、検品のポイントまでまとめます。

レンズという商材自体、
カメラ本体に比べてお客さんを選ぶところがありますし、
その中でさらに
タムロンでマウントも分かれているとなると、
どうしても需要は下がりやすくなります。

そのため、
出品しても、1ヶ月以上売れ残ることも普通にあります。

資金が少ない初心者は、無理に扱わなくていい

なので、
資金が少ない初心者の方は、
無理にタムロンレンズを扱う必要はない

というのが私の考えです。

レンズは
回転率がそこまで高くないので、
まずは回転の早いカメラ本体から
経験を積むのがおすすめですね。

そもそも本体とレンズ、
どちらから扱うべきかという話は、
こちらの記事で詳しくまとめています。

カメラ転売、初心者は「カメラ本体」と「レンズ」どっちを扱うべき?【結論:カメラ一択です】
カメラ転売初心者が「レンズ」に手を出すと失敗する理由とは?「資金が戻ってこない」リスクを避け、確実に利益を出すならカメラ本体一択です。月販120個の現役プロが、実体験とデータをもとに「稼げる仕入れの鉄則」を解説します。

タムロンレンズは、
資金に余裕が出てきた段階で、
利益をプラスαで上乗せする要素
として
扱うくらいが、ちょうどいいと思います。

じっくり寝かせて売るイメージですね。

ただし「激安で拾えるケース」もある

とはいえ、
すごく安く仕入れられるケースがあるのも事実です。

実際、
さきほどの実店舗仕入れの実例でも、
かなりの安値で拾うことができました。

うまくいけば、
1本で1万円以上の利益が抜けることも
普通にあります。

なので、
絶対に扱わないといけないレンズではないけれど、
扱えれば利益の選択肢が1つ増える
そんな立ち位置のレンズだと思ってもらえればOKです。

ただし繰り返しになりますが、
売れ残りやすい点には要注意です。


まとめ:タムロンレンズは「マウント」と「需要」の2点を押さえる

ここまでの話を、
仕入れの場面に落とし込んで整理しておきますね。

タムロン(そしてシグマ)のような
サードパーティ製レンズを扱うときは、
次の2点を押さえておけば、大きな失敗は防げます。

  • マウントごとの相場の違い(=マウントを取り違えない)
  • 純正より需要がやや落ちやすいこと(=売れ残りを前提に動く)

そして、今回のA20については、

  • A06・A061との違いは手ブレ補正(VC)の有無
  • VC搭載のA20は、3つの中で相場が高め
  • マウントはキヤノン用が一番高く売れる

このあたりを覚えておくと、
棚の前での判断が
ぐっと早くなります。

今日からできるアクションプラン

  1. タムロンの「28-300mm」を見かけたら、刻印でA06・A061・A20のどれかを必ず確認する
  2. 仕入れ前に、マウント(キヤノン用・ニコン用など)まで含めて中古相場をチェックする
  3. レンズは回転が遅い前提で、資金に余裕があるときにプラスαで扱う

タムロンレンズは、
派手に稼げる主力商品ではありませんが、
安く拾えたときに、利益を1つ上乗せできる
頼れる脇役のような存在です。

(※相場やマウントごとの人気は、
時期によって動きます。
仕入れ前には、必ず
いま見えている直近の相場を確認してくださいね)

売れ残りやすさだけ頭に入れておけば、
「安く拾えたら、ゆっくり売る」という
スタンスで、気楽に付き合っていけるレンズですよ。

店舗の棚の前でタムロンの28-300mmを見かけたら、
今日の話をちょっと思い出してもらえたら嬉しいです。

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