こんにちは、けんやです。
今回は機種別レビューとして、
Canon EOS Kiss X7を取り上げます。
中古市場で長く扱われてきた、
初心者向け一眼レフの定番機種ですね。
この機種は、
私がカメラ転売を始めた初期の頃から扱ってきた一台で、
100回以上は確実に取り扱ってきました。
正直、始めたばかりの頃は、
メインの柱とも言える主力級の商品でした。
それくらい、よく回してきた機種です。
ただ、
「今でも主力級か」と聞かれると、正直そうではありません。
仕入れ値次第ではもちろん今でも売れますし、
需要そのものはちゃんとあります。
ただ、以前と比べると、
ちょっと勢いは落ちてしまったかな、
というのが正直なところです。
今回は、
そんなKiss X7の「いまのリアルな立ち位置」を、
仕入れ・販売のコツも交えて、
忖度なしで書いていきます。
この記事でわかること:
- Kiss X7が「昔の主力級」から、いまどう変わったのか(需要は健在でも勢いが落ちた理由)
- 供給過多のいま、回転率と価格がどう動いているのか
- 仕入れがやさしめな今の狙い目と、初心者が「複数台在庫」で気をつけたいこと
- レンズキット売りの鉄板パターンと、液晶焼けなど中古でのチェックポイント

逆に、同じ一眼レフでも、
フルサイズの上位機になると、
まったく違う動き方をします。
たとえばニコンのD700は、
供給がそれほど多くないぶん、
状態次第で大きな利益が狙える一台です。

カメラ転売を始めた頃、Kiss X7は「主力級」だった
私がKiss X7を扱っていた初期の頃は、
「とりあえず仕入れておけば回る」という、
本当に頼れる存在でした。
それくらい安定して売れていた機種が、
今は同じ感覚では回らなくなってきた。
この変化こそ、
Kiss X7のいまを語るうえで一番大事なところです。
需要が消えたわけではありません。
仕入れ値さえ合えば、今でもちゃんと売れます。
ただ、「出せば回る」という勢いは、
正直、昔ほどではなくなりました。
では、なぜそうなったのか。
ここを最初に整理しておきます。
なぜ以前より勢いが落ちたのか|デジイチからミラーレスへの流れ
これはKiss X7に限った話ではなく、
デジタル一眼レフ全般に言えることなんですが、
今はカメラの主流が、
ミラーレスカメラやフルサイズミラーレスに
どんどん移りつつあります。
加えて、
スマホのカメラ性能が以前に比べて
かなり向上してきた点も大きいです。
「ちょっとした撮影ならスマホで十分」
という人が増えたことで、
デジイチ自体が、以前ほどの存在感ではなくなってきた、
というのが正直な肌感覚です。
デジイチって、やっぱり重いんですよね。
そこも、気軽さで選ばれにくくなっている
理由の一つだと思います。
ただ──
ここがKiss X7の救いでもあるんですが、
この機種は一眼レフの中では
かなり軽くてコンパクトな部類に入ります。
なので、
ほかの大きくて重い一眼レフに比べたら、
まだまだ需要は残っている、という印象です。
ちなみに、
「デジイチからミラーレスへ」という流れを象徴するのが、
キヤノンのミラーレス入門機です。
その代表格が、私もよく扱ってきたKiss M。
同じキヤノンの入門機が、
いまどう売れているのかを見比べてみると、
今回の話の感覚がもっとつかめると思います。

販売履歴はあるが「供給過多」|回転率が落ちた理由
ここからは、
いまのKiss X7の市場の状況を、
もう少し具体的に見ていきます。
まず前提として、
販売履歴の数自体は、今でもしっかりあります。
売れていない機種、というわけでは決してありません。
ただ、その一方で、
中古市場では明らかに「供給過多」になっているんです。
需要よりも、出品されている数のほうが上回っていて、
ライバルセラー(出品しているセラー)がとにかく多い。
これがいまのKiss X7の現実です。
需要はあるけれど、供給量も多い。
だからどうしても、
回転率は以前ほどの勢いがなくなってきました。
具体的には、
- 価格を下げないと、なかなか売れない
- 状態が少し悪いと、売れ残りやすい
こういった傾向が、
昔に比べると強くなってきたな、と感じています。
「出せばすぐ回った」あの頃と同じ感覚でいると、
ちょっと肩透かしを食らうかもしれません。

Kiss X7の仕入れは今やさしめ|でも初心者の「複数台在庫」は慎重に
ここまで少しシビアな話が続きましたが、
仕入れる側から見ると、
悪いことばかりではありません。
ヤフオクで安く落としやすい
仕入れ値さえ合えば、
Kiss X7はちゃんと需要があるので、
利益が取れる商品ではあります。
そして、いまの仕入れ難易度は、わりとやさしめです。
ヤフオク仕入れなどでも、
比較的安く落としやすい印象があります。
これはまさに、
さきほどの「供給過多」の裏返しですね。
出品数が多くて勢いに欠けている分、
仕入れ面ではむしろやりやすくなっているわけです。
資金が少ないうちは回転率のいい機種を優先
ただし、
資金が少ない初心者の方は、
ここは慎重にいってほしいです。
たとえば、
このKiss X7を複数台まとめて在庫するのは、
今はおすすめしません。
回転率が以前ほどではない以上、
複数台抱えると、
それだけ資金が寝てしまうリスクがあります。
資金に余裕がないうちは、
もっと回転率のいい機種を中心に
攻めたほうが安全です。
「仕入れた商品をどれくらいの期間で売り切るか」という
回転率の考え方は、こちらの記事で整理しています。
あわせて目を通しておくと、
在庫の持ち方の判断がしやすくなります。

売り方は「レンズキット売り」が鉄板
では、どう売るのがいいのか。
Kiss X7については、
レンズキット売りが鉄板です。
具体的には、
EF-S 18-55mm IS STMという標準ズームレンズを
つけてあげるのがセオリーになります。
「届いてすぐ使える」状態にして出すのが、
初心者の購入者さんにいちばん喜ばれます。
ちなみに、
メルカリであれば、
ほかのレンズをつけても、一応売れることは売れます。
ちなみに、X7のダブルズームキットに付いてくる望遠レンズは
「EF-S 55-250 IS II」です。
新しい「IS STM」とは別世代で中古相場も違うので、
取り違えないように押さえておくと安心です。

このあたりの「何をつけて、どう見せて売るか」は、
実際に売れているセラーの出品を見るのが一番早いです。
ライバルセラーの出品から学ぶときの見方は、
こちらの記事でくわしくまとめています。

よくある不具合は「液晶焼け」|持病的なものは少ない
検品まわりについても触れておきます。
Kiss X7でよく見る不具合といえば、
液晶焼けくらいかな、という印象です。
もう発売からそれなりに年数が経っている機種なので、
経年劣化的な症状は、ある程度は出てきます。
ただ、
「この機種特有の持病」のようなものは、
正直そんなに思い当たりません。
なので、
一眼レフの基本的なチェック項目を押さえておけば、
大きく外すことは少ない機種です。
デジタル一眼・ミラーレスの検品で
最低限見ておきたいポイントは、
こちらの記事にまとめてあります。

液晶の状態と基本動作さえ通れば、
販売して問題ない個体と判断できると思います。
まとめ|中古相場は変わっても、Kiss X7は「定番」であり続ける
ここまでの話を、
仕入れ・販売の場面に落とし込んで整理しておきます。
Kiss X7は、正直に言って
「めちゃくちゃ美味しい機種」というわけではありません。
昔のような主力級の勢いは、もうないからです。
ただ、それでも、
- 販売履歴はしっかりあり、需要は今も健在
- 供給過多で回転率は落ちたが、その分仕入れはやさしめ
- 仕入れ値さえ合えば、利益はちゃんと取れる
- 売り方はレンズキット売りが鉄板
- 持病的な不具合は少なく、液晶焼けなど経年劣化を見ておけばOK
という、
ある意味で「定番中の定番」と言っていい一台です。
昔から扱っている人も多いですし、
私自身、これまで何度も取り扱ってきました。
だからこそ、今回紹介させてもらいました。
今日のアクションプラン:
- ヤフオクとメルカリで、Kiss X7の直近の販売履歴数と落札・販売価格をざっと見てみる
- いくらで仕入れれば利益が乗るか、レンズキットの相場から逆算してみる
- 資金が少ないうちは「複数台在庫」を避け、まずは1台ずつ回す前提で仕入れ判断する
相場やライバルの数は時期によって動くので、
仕入れ前には、必ず
いま見えている直近の相場を確認してくださいね。
派手さはなくても、
仕入れ値さえ間違えなければ、
ちゃんと応えてくれる機種です。
リサーチ中に見かけたら、
ぜひ一度チェックしてみてください。
焦らず一台ずつ、
一緒に積み上げていきましょう。


コメント