こんにちは、けんやです。
今回は、
カメラ転売において、高値売りを積極的に狙うべきかどうか
というお話をしていきます。
物販ビジネスをやるうえで、
できるだけ高く売って、1円でも多く利益を残す。
これは当然、大切なことです。
販売単価が上がれば手元に残る利益も増えますし、
利益をしっかり伸ばしていくためには、
ある程度の値付けでしっかり取っていくことも、
大事な要素のひとつです。
ただ、
「高く売って利益を取ることが大事」と、
「高値売りを積極的に狙うべき」は、
必ずしも同じではありません。
カメラ転売においては、
この2つをイコールにするのは、
少し違うと私は思っています。
今回は、
適正価格での値付けの考え方も合わせて、
その理由をお話ししていきます。

この記事を読むと、次のことが整理できます。
- カメラ転売で高値売りより回転率を優先すべき理由
- 高値売りと回転率のトレードオフ(具体的な数字つき)
- カメラ転売市場の特性(高値売りが難しい理由)
- 市場の変化(2〜3年前と今とで何が変わったか)
カメラ転売で回転率を最優先にすべき理由
まず、結論から言ってしまいます。
カメラ転売においては、
高値売りを狙うよりも、
回転率を最優先にする方がいいです。
特に、まだ始めたばかりで
資金がそこまで多くない方には、
販売実績を積むためにも、
早く売って回していくことを意識してほしい。
キャッシュフローを安定させることが、
物販ビジネスにおいては何よりも先に来るということは、
別の記事でもお伝えしています。
高値売りと回転率はトレードオフの関係
なぜそう言えるかというと、
高値売りと回転率は、天秤の関係にあるからです。
相場より高い値段を狙えば狙うほど、
どうしても売れるまでに時間がかかる傾向が出てきます。
ここで、わかりやすい例を出してみます。
- 1週間で3,000円の利益を取る
- 1ヶ月じっくり待って、8,000〜10,000円の利益を取る
どちらが有利だと思いますか?
数字を計算すると、実は前者の方がいいんです。
1週間で3,000円の利益を取れる商品を、
1ヶ月のあいだに4回転させると、3,000円 × 4 = 12,000円。
「1ヶ月で8,000〜10,000円」を狙って1個売るより、
早く売って4回回した方が、
トータルの利益は大きくなるわけです。
さらに、数を多く売っていくことは、
利益だけでなく、
経験や相場感を養うことにもつながります。
この考え方については、次の記事でもくわしく整理しています。
「高値売りに無理にこだわる必要はない」と
私が思うのは、こういう理由からです。
カメラ転売で高値売りが難しい理由
ここからは、
カメラ転売ならではの話をしていきます。
たとえば、自社ブランドの商品など
付加価値をつけることで
相場より高く売ることはある程度できます。
でも、
カメラの中古転売は、そうはいきません。
理由は、
カメラの中古市場は、相場がかなり確立されているからです。
コンディションが一番ものを言う世界で、
「出品写真をきれいに撮ったから高く売れる」
「説明文を丁寧に書いたから相場より上を取れる」
というのは、
正直なところ、なかなか難しい。
もちろん、
出品写真を丁寧に撮る・説明文をしっかり書くといった努力は、
最低限やるべき基本動作です。
ただ、それはあくまで
「ちゃんと売るための最低限の準備」であって、
高値売りの武器にはなりにくいのが実情です。
自分の努力で相場を超えていくのは、
カメラの中古転売という商材の性質上、
かなり限界があると思っておいた方がいいです。

カメラ転売の市場変化|なぜ今は高値売りが通用しないか
少し視点を変えて、
市場の変化の話もしておきます。
2〜3年くらい前は、
メルカリなどで相場よりも高く売れてしまう、
ということが珍しくありませんでした。
当時は、
海外向けのバイヤーが積極的に買いに来ていて、
相場よりも高く売れるという現象が、
わりとよくあったんですよね。
また、初心者向けのレンズキット商品なども、
今より需要が高く、
そもそもの相場自体が今より高かったりもしました。
でも、
今の市場では、そういった現象はあまりありません。
高値売りを狙うと、どうしても時間がかかる。
それが今の現状です。
以前はある程度、
高値売りを狙っていく余地があったかもしれませんが、
今は、
回転率を意識して早く売っていく方が、
ずっと賢い動き方です。
市場は変化するので、
以前の感覚を引きずり続けると、
知らぬうちに在庫が積み上がっていきます。
まとめ:適正価格で早く売ることを最優先に
高値売りへの意識が強すぎると、
結果として在庫が寝てしまい、
キャッシュフローと経験値の両方がストップします。
これが、高値売りにこだわることの一番のリスクです。
- 物販で高く売ることは大事。でも高値売りを「積極的に狙う」のは別の話
- カメラ転売は相場が確立されているため、努力で相場を超えるのはもともと難しい
- 高値売りを狙うと回転率が落ちる。1ヶ月1万円より1週間3,000円×4回の方が強い
- 今の市場では、適正価格で早く売ることを最優先に
出品写真や説明文の工夫は最低限やりながらも、
相場より高く売ることにこだわるより、
適正価格でしっかり回し続けることを意識してください。
高値を狙って1ヶ月在庫を抱えるより、
早く売り切って次の仕入れに資金を回す方が、
ビジネスとしてずっと健全に回っていきます。
それでも1ヶ月動かなかった商品については、
あらかじめ損切りの時期と赤字の許容ラインを決めておくと、
高値への執着を手放しやすくなります。
私が実際に使っている損切りルールは、
次の記事で詳しくまとめています。
今回の内容が、少しでも参考になれば嬉しいです。



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