レンズキットはバラして売るべき?セットと個別の判断基準

こんにちは、けんやです。
今回は、
「バラして売る」という視点
についてお話しします。
主に、
デジタル一眼(一眼レフ・ミラーレス)を
仕入れるときの話ですね。
カメラを仕入れていると、
- レンズキット
- ダブルズームキット
- ダブルレンズキット(標準レンズ+単焦点、標準レンズ+望遠 など)
といった感じで、
レンズが付いた状態のセット品を
仕入れる場面がよくあります。
こういったセット品は、
仕入れたものをそのまま横流しで売るのも、
もちろん選択肢の一つです。
ただ、ここで
「バラして売る」という視点を持っておくと、
利益の取り方が大きく変わってくるケースがあるんです。
今回は、この
レンズキットのバラ売りについて、
「セットのまま売る」と「バラして売る」の
判断基準を、私の経験ベースでお伝えします。

この記事を読むと、次のことが整理できます。
- 「セットのまま」と「バラして売る」で、利益がどう変わるか
- レンズが2本付いたキットで、どちらのレンズをバラすべきか
- 標準ズームは残す・単焦点や望遠はバラす、という基本の考え方
- タムロンなど「イレギュラーなレンズ」付きが、むしろ狙い目になる理由
そのまま横流しか、レンズキットをバラして売るか
まず前提として、
仕入れたセット品をそのまま売るのは、
一番シンプルで楽な売り方です。
レンズが1本付いていれば、そのまま横流し。
2本付いていても、そのまま丸ごと横流し。
これはこれで、間違いではありません。
ただ、売り方によっては、
ボディとレンズをバラして売った方が、
トータルの利益が伸びることがあるんですね。
たとえば、
ボディとレンズを別々に出品して、
それぞれに買いたい人がついてくれれば、
一つの仕入れから複数の売り上げが立ちます。
「セットで丸ごと売る」だけが正解ではない、
というのが今回の入り口の話です。
バラ売りが活きるのは「レンズ2本付き」のキット
バラ売りの視点がとくに活きてくるのが、
レンズが2本付いているパターンです。
ダブルレンズキットや、
ダブルズームキットですね。
この場合、売り方はいくつか考えられます。
- レンズ2本ともバラして、ボディ+レンズ2本を別々に売る
- ボディ+レンズ1本はセットにして、もう1本だけをバラして単体で売る
どちらのやり方でも、
丸ごと1セットで売るより、
トータルの利益が伸びることがあります。
私の経験上、
レンズが2本付いているものは、
どちらか片方をバラして、もう片方はレンズキットとして売る、
という形が、利益を取りやすいケースが多いです。
どちらのレンズをバラす?基本は「単焦点・望遠」
では、2本のうちどちらをバラすのか。
基本の考え方はシンプルで、
単焦点レンズ、もしくは望遠レンズの方をバラす、
というのが利益を取りやすいパターンです。
わかりやすい例が、
キヤノンのミラーレスのダブルレンズキットです。
標準ズームレンズと単焦点レンズが
セットになっているキットの場合、
単焦点レンズだけをバラして単体で売る。
キヤノンミラーレスの単焦点レンズは、
この記事を書いている時点では
中古相場が値上がりしているので、
バラして単品で売った方が、
結果的に利益が伸びることも多いんです。
そして、
余ったボディ+標準ズームレンズは、
そのまま標準ズームレンズキットとして売る、
というイメージですね。
望遠レンズも考え方は同じで、
ダブルズームキット(標準ズーム+望遠ズーム)なら、
望遠ズームの方をバラして単体で売り、
ボディ+標準ズームは標準ズームレンズキットとして売る、
という形が基本になります。
キヤノンミラーレスの単焦点をバラす具体例は、
別の記事でくわしく解説しているので、
あわせて読んでみてください。
標準ズームレンズは「バラさず残す」のが基本
逆に、
標準ズームレンズの方をバラすのは、
あまりおすすめしません。
理由は2つあります。
一つは、
そもそも標準ズームレンズ単体というのは、
あまり高値で売れないからです。
もう一つは、
標準ズームをバラしてしまうと、
手元に残るのが
単焦点だけのキットや
望遠1本だけのキットになってしまい、
これが正直、あまり需要がないからです。
つまり、
標準ズームをバラすと、
「単体でも売れにくいレンズ」と
「需要の少ない残りのキット」が
両方できてしまう、というわけですね。
なので、
レンズキットを仕入れるなら、
最終的に標準ズームレンズキットの形にして売る方が、
売りやすいというのが基本です。
ただし、これはあくまで基本の話で、
一部の機種では、
標準ズームレンズの方をバラした方が高く売れるケースもあります。
このあたりは、
機種ごとに単体相場を調べて判断していくことになります。

イレギュラーなレンズ付きは、むしろ「狙い目」
ここまでの視点を持っておくと、
仕入れの対象そのものが広がります。
ヤフオクやメルカリを見ていると、
たまに、
変わったレンズが付いたセット品を見かけます。
- タムロンなどのサードパーティ製レンズが付いている
- 高倍率ズームレンズがセットになっている
といった、
いわゆる標準レンズではないレンズが
付いているパターンですね。
こういった商品も、
バラ売りの視点を持っていれば、
普通に仕入れ対象になります。
むしろ、
きっちり相場が付いている
標準ズームレンズキットやダブルレンズキットよりも、
こういうイレギュラーなレンズが付いた商品の方が、
仕入れがしやすかったりするんです。
こういった商品は、
標準ズームレンズキットより需要が低く、
オークションでも入札が頭打ちになりやすいので、
その分、安く仕入れができることもあります。
たとえば、
エントリーモデルの安いボディに、
単体でそこそこ高く売れるレンズ
(明るい単焦点や高倍率ズームなど)が
付いているセットですね。
こういう商品には、
レンズは単体でバラして売り、
ボディは別で仕入れた標準ズームレンズと組ませて、
標準ズームレンズキットの形にして売る、
といった戦略が取れます。
タムロンのような高倍率ズームレンズの相場感は、
こちらの記事も参考になります。
このあたりが、
カメラ転売のおもしろいところで、
仕入れ方も売り方も、バリエーションが多いのが
大きな魅力の一つですね。
ここまでの話を、
一度シンプルに整理しておきます。
まとめ
- セット品は、そのまま横流しもアリ。でもバラして売ると利益が伸びるケースがある
- バラ売りが活きるのはレンズ2本付き。片方をバラして、片方はレンズキットにするのが基本
- バラすなら単焦点・望遠。標準ズームは残して「標準ズームレンズキット」で売る方が売りやすい
- タムロンや高倍率ズームなど、イレギュラーなレンズ付きはむしろ狙い目
一点だけ補足しておくと、
バラ売りはレンズ単体を扱うことになるので、
初心者のうちから、
いきなり手を出す必要はありません。
まずは仕入れの優先順位として、
カメラ本体を扱うことに慣れるのが先です。
このあたりの考え方は、
こちらの記事でくわしくお話ししています。
そのうえで、
ある程度カメラの扱いに慣れてきたら、
この「バラ売り」の視点を持って、
今回紹介したような商品も、
少しずつ仕入れ対象に加えていってもらえたらと思います。
次のアクションプラン
- 手持ちのレンズ2本付きキットで、各レンズ単体の相場を一度調べてみる
- 単焦点・望遠が付いていたら、バラした場合の合計と、セットのままの相場を比べてみる
- タムロンなど「イレギュラーなレンズ」付きの商品も、仕入れ候補として見てみる
セット品を「そのまま売る」だけでなく、
「バラす」という選択肢を一つ持っておくだけで、
仕入れの幅も、利益の取り方も、ぐっと広がります。
相場は時期によって動くので、
そのつど単体相場を確認しながら、
自分なりの判断基準を作っていってください。
参考になれば幸いです。



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